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5S

「忙しくて5Sができない」と言う人は、騙されたと思って……

 先日、ある会社で「5Sリーダー会」というものに参加しました。職場での5S活動を引っ張っていくリーダーさんたちが20名近く集まり、5S活動についての意見交換をする、という会です。
 その中で「忙しくて5Sができない」「通常業務をついつい優先してしまう」という声が多くの人から挙がりました。具体的には次のような言葉が実際に聞かれました。
  • どうしても日々の忙しさにかまけてしまう
  • どうしても通常業務を優先してしまいがち。特別な業務として受け入れている
  • 忙しい時はとりあえず荷物を片付けるが、当初のようには置かれない
  • 5S活動は、仕事のようであって、仕事のようでない感覚を皆が持っている
 これらは、5Sを始めた当初によく聞かれる言葉です。こういう感覚を持つことは当然だと思います。今までとは違うことを、新しくやろうとしているのですから。
 しかし、こういう気持ちを持つ方に一つお願いがあります。ぜひ、騙されたと思って、1ヶ月間だけでよいので、何かしらの5S活動を毎日継続してみて下さい。
清掃でも、置場づくりでも、職場ミーティングでもなんでも結構です。継続することで「やって当たり前」という気持ちになり、通常業務を阻害しないことに気がついていくのです。
 例えば、私がお邪魔している会社には、5S活動が10年間継続している会社があります。毎日お昼休み後に10分間の清掃をしています。
その従業員の方数名に話を聞いたことがありますが、皆さんこう言っていました。
  • 掃除があるから通常業務ができないと思ったことはない
  • 毎日掃除をすることになっているので、しなければならないとしか思わない
  • 掃除をすると気持ちが切り替わり、さあ午後の仕事だという気になる

 私たちクリエイションでも、事務所の清掃をしています。恥ずかしながら、5S活動を本格的に始める前は月に1度の清掃だけでした。
それが今では毎週月曜日の朝礼後、20分間清掃をするようになっています。
5S活動を始める前と比べ、4〜5倍の頻度で清掃をするようになりましたが、通常業務を阻害しているという実感は、私にはありません。クリエイションの他のどの社員に聞いても、同じ答えです。

 小学生や中学生の頃、学校で掃除時間がありました。毎日10〜20分近く掃除することが普通だと思いますが、友達と遊ぶ時間や、勉強や部活の時間を削って掃除をしているという気持ちはありましたか?
一度習慣づくことができれば、通常業務との並立は可能です。

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