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「ふちどり」をすれば、黙っていても定位置へ戻される

 5Sをやっていると必ず問題になるのが、「ものを決めた場所へ戻す」という行為です。整頓の基本ですね。
 せっかく置場をきめても、ものが戻されなかったり、違う場所へ戻されたりすることはとてもガッカリです。

 クリエイションの事務所の5Sでは、とにかく何にでも「ふちどり」をしようと試みています。
 ふちどりとは、市販のビニールテープを使い、ものの置き場所を明確に示すことです。例えば次の写真のようなものがそうです。


 この写真のポイントは3つあります。
ひとつは、置くものの形にあわせてビニールテープを貼っていること。
ふたつには、置場に「パンチャー」や「セロテープ」と表示をしていること。
みっつめには、置くものそのものにもテプラで表示をしていることです。
 この3点セットは欠かせません。

 この「ふちどり」を実施しているものについては、決めた場所へ戻されないことがほとんどなくなりました(たまにありますが……)。
 これは、ふちどりが「あるべき姿」を明確に表しているからに他なりません。「ここに置くべき」という姿が明確なので、それを見た人は気がつくのです。

 5Sに限らず何にでも言えますが、なにかを実現しようとすれば、実現された姿をイメージすることが必要です。イメージさえできれば、そこに向かって行動することができます。
 ふちどりは、その「あるべき姿」を、具体的なものとして見せる最適な手段です。

 ものが決めた場所に戻されない時に、それを誰かに指摘するのは決して気持ちのよいものではありませんよね。お嫁さんに厳しいお姑さんみたいで。
 そんなときに「ふちどり」を活用すれば、黙っていても定位置へ戻そうという気持ちになるのです。

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