Column

清水 泰史

活動の成果発表

目標管理のひとつのテーマに対する活動期間は、長くとも半年程度が良いことを、以前にも述べました。
長期にわたるテーマであれば、半年ごとの到達点を決めて、それをひとつのステップとすれば良いでしょう。

区切りには、半年間の活動を発表することをお勧めします。

その目的のひとつは、成果の確認です。
活動の成果はアピールしたいものだし、認めてもらいたいものです。他の目的は、他のグループとの情報共有です。

活動の成果を発表してその内容が本当に有効性の高いものであれば、他のグループにも水平展開すべきです。
さらに、活動が途中で行き詰まっているグループは、他の事例が参考になります。問題解決の過程を参考にすべきです。

これらのことから、成果の発表の場を設けることを、お勧めします。

モチベーション理論では、自分たちの成果が認められることは、ヤル気の向上につながるとされています。
さらに、それらが評価され、給与や賞与などの処遇に反映されれば、その効果はさらに増大するでしょう。

半年ごとの活動を効果的なものにするためにも、成果発表の場と、活動に対する何らかの処遇を考えるべきだと思います。
それらが刺激となり、活動を継続的に行なうエネルギーとなるので、お勧めします。

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