Column

清水 泰史

進捗管理上のよくある問題と、その解決方法

前回の私のコラムでは、立てた目標の進捗管理が重要であることを説明しました。今回は実際に進捗管理をしていく上で、よくある問題と、その解決方法をお教えします。

『目標を立てて活動しているものの、到達するまでに時間がかかりすぎる場合』

このような場合は、達成基準が高すぎる可能性があります。
達成基準は、達成できるかどうかの微妙なレベルで設定することが望ましいのですが、それが高すぎると達成までの時間がかかりすぎて、途中で挫折します。
まずは比較的容易に達成できる基準で取組み始めます。到達できれば、ヤル気も向上し、次への取り組みの足がかりになります。

解決策は以下のようになります。

達成基準は、最初から高く設定せずに、手の届く基準からはじめ、徐々に高めていきます。さらに、目標とする時期までに必ず終わるよう、期間を設定します。
ヤル気の向上とともにやり方もわかってくれば、徐々に難易度を高め、基準のハードルを高くします。
最初に成功を味わうことが、その後のヤル気を大きく左右します。
最初はムリせず、簡単な事に取組むことが、最後までたどり着くための秘訣です。

繰り返し、P(計画)D(実行)C(確認)A(処置)を回すことが、成功のスパイラルであることを、確信しています。

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