内海 政嘉

成果の見える化:成果がモチベーションを高め成果を生む

私どもが経営改善を支援しているお客様で、改善の一環として、3M(ムダ、ムリ、ムラ)削減を目的とした提案活動に取り組んでいる会社があります。
一見、全員参加の活動のように見えますが、まだまだ提案が出にくい人も少なくなく、時折、上司から働きかけたり、行き詰まり感を抱えながらも何とか知恵を絞ったりして活動が維持されているのが現状です。
まだまだ上司であるリーダーによるところが大きく、自主的な活動とはいえません。

このような中、この半年間で機械の組立部門の活動が、驚くほど変わってきました。
今まで積極的でなかった作業者も自分で考え、提案を出すようになり、しかも、パートの方も含めた全員参加の自主的活動に変わってきたのです。
また、提案件数だけでなく、具体性や効果の高いものなど、質的な面でも大きく変わってきました。

このように変わってきたのは、

  1. 提案の実施後は必ず改善成果をアウトプットしておく
  2. リーダーが成果を本人にフィードバックし認める
  3. 毎月、成果を誰もが見えるようにオープンにする
といった取り組みによるところが大きいと考えられます。

この提案活動から見られるように、成果があるからこそ、また、成果が認められるからこそ、やりがいや自信となり、意欲も沸いてくるものです。
確かに、仕事や会社などへの満足は、モチベーションを高める上で重要なことではあります。
しかし、満足が必ずしも、成果につながるわけではありません。
いくら満足をしていても成果がなければ、あるいは成果がわからなければ、改善意欲も次第に衰えてしまいます。

成果こそがモチベーションを高め、新たな成果を生むのです。
リーダーは成果が見える仕組みをつくることが大切なのです。

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