●改善前
棚にはマジックでサイズが直接書かれていました。
しかし時間の経過とともに、
- ペンキの剥がれ
- 汚れの付着
- 文字のかすれ
といった影響により、表示が非常に見づらい状態になっていました。
一見すると「表示はされている」状態ですが、実際には機能していない状態です。
【問題点】
① 表示が見づらく、金型を探すのに時間がかかる
② サイズを見間違えるミスが発生していた
③ 作業者によって判断がバラつく状態になっていた
このような状態では、作業効率の低下だけでなく、ミスやストレスの原因にもなります。
●改善後
そこで、棚の状態を一から見直しました。
まず、棚のペンキを塗り直し、見た目を整えました。
そのうえで、マジックではなくシールによる表示に変更しました。
さらに、
- サイズや形状が似ている金型は別の段に配置
- 誰が見ても判断できる配置へ変更
- 直感的に分かるレイアウトに改善
といった工夫を加えました。
【効果】
① 表示が明確になり、探す時間が大幅に短縮された
② 類似品の取り間違いが起こりにくくなった
③ 誰でも同じように作業できる環境になった
結果として、作業スピードと正確性の両方が向上しました。
改善のポイント
今回の改善のポイントは次の2つです。
- 定置化:置く場所を決める
- 表示化:誰でも分かるようにする
「置き場所」と「見える化」をセットで行うことで、改善効果は大きくなります。
改善は100点満点を目指す必要はありません。
まずは60点でもよいので、できることから始めることが大切です。
小さな改善の積み重ねが、やがて大きな成果につながります。
また、効果があった改善事例は社内で共有することで、
ぜひ現場全体で改善の取り組みを進めていきましょう。