Column

内海 政嘉

生産性の改善で圧倒的な収益力を実現する

更新日:2026年4月25日

Productivity Improvement

生産性向上は、製造業だけの課題ではありません

生産性と聞くと、製造業のコスト削減をイメージされる方も少なくありません。 しかし、生産性向上は、サービス業や事務・管理部門など、あらゆる職場に必要な取り組みです。 限られた人員と時間で、より高い価値を生み出すためには、仕事の進め方を見直すことが欠かせません。

生産性向上に対する誤解

生産性と聞くと、どうしても製造業をイメージし、 「生産性向上=コスト削減」 と捉えられがちです。

そのため、原材料費や製造原価を下げる取り組みだけが生産性向上だと考えられ、 サービス業や間接部門には関係がないものとして受け止められている場合があります。

しかし、生産性向上とは、単にコストを削減することではありません。 限られた人員や時間の中で、より高い価値を生み出すために、仕事のやり方を見直すことです。

つまり、生産性改善は製造業だけのものではなく、 サービス業、営業部門、事務部門、管理部門など、すべての職場に関係する重要なテーマです。

生産性への理解は、まだ十分とは言えません

以前、公的機関が主催する「成長する会社」をテーマとした研修で講師を務めた際、 参加者の皆様に「生産性」について質問したことがあります。

すると、 「あまり聞いたことがない」 「言葉は知っているが、具体的には説明しにくい」 といった声が多くありました。

また、生産性改善に実際に取り組んでいる会社は、まだ多くはありませんでした。 生産性の必要性は感じていても、何をどのように改善すればよいのかが分かりにくいのです。

生産性向上に取り組むためには、まず「生産性とは何か」を正しく理解することが大切です。 そのうえで、自社の仕事の中にあるムダや非効率を見つけ、改善していく必要があります。

生産性とは何か

生産性とは、簡単に言えば、 企業が生み出す価値を、どれだけの人と時間で実現したのか を表す考え方です。

生産性の考え方

生産性を高めるためには、大きく2つの方向があります。

1. 付加価値を増やす

顧客に選ばれる商品・サービスを開発し、 より高い価値を提供することで、生産性を高める方法です。

2. 労力や時間を減らす

ムダな作業や非効率な業務を減らし、 より少ない時間で成果を出せるようにする方法です。

付加価値の高い商品やサービスを生み出すことはもちろん大切です。 しかし、まずは職場の中にあるムダな作業や非効率な業務を見直すことも、非常に重要です。

職場には、価値を生まない仕事が潜んでいます

職場を見渡してみると、本来やらなくてもよい仕事を当たり前のように行っていたり、 必要以上に丁寧に行っていたりする業務が少なくありません。

また、確認のやり直し、情報を探す時間、必要以上の会議や報告、 手戻り、待ち時間など、成果につながりにくい業務も多く存在します。

私たちの経験上、職場には価値を生まない仕事や、改善できる余地のある仕事が多くあります。 これらを見直すことで、時短や業務効率化だけでなく、収益性の向上にもつながります。

このような仕事は見直しの対象になります

  • 同じ内容を何度も確認している
  • 必要な資料や情報を探すのに時間がかかっている
  • 会議や報告が多いが、意思決定につながっていない
  • 人によって仕事の進め方が違い、手戻りが発生している
  • 必要以上に丁寧な作業に時間をかけている
  • 本来やるべき仕事よりも、調整や確認に時間を取られている

サービス業こそ、生産性改善が必要です

サービス業や間接部門では、仕事の成果が目に見えにくいことがあります。 そのため、どこにムダがあるのか、何を改善すればよいのかが分かりにくい場合があります。

しかし、業務の流れを見える化し、価値を生まない仕事を見つけて改善することで、 少ない人員でも高い成果を出せる職場に変えていくことができます。

生産性改善は、作業を急がせることではありません。 ムダを減らし、社員が本来取り組むべき付加価値の高い仕事に集中できる状態をつくることです。

その積み重ねによって、時間短縮、収益性の改善、職場の働きやすさ向上にもつながります。

生産性改善に取り組んでみませんか?

製造業だけでなく、サービス業や間接部門にも、生産性改善の余地は多くあります。 ムダな仕事を見直し、付加価値の高い仕事に集中できる職場づくりを進めたい企業様は、お気軽にご相談ください。

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