Column

内海 政嘉

人を育てるとは

今、トヨタ自動車の品質問題が相次いでいます。

ブレーキの問題は高度なIT(情報技術)が使われた電子制御システムに原因があったことから、今後、高度な技術に対応した品質確保の仕組みづくりが欠かせません。

この度の騒動を通して疑問に感じたことは、世界各地に広がる現場の隅々にまで、品質や安全重視の考えをどこまで根付かせることができていたのかということです。

世界の人々の考えや価値観は様々です。
「この程度のなら大丈夫」、「このシステムはこういうものだから」といった考えがなかったか。
いくら技術を追求し技能を育てても、このような考えが設計や生産、サービスといった現場にある以上、今後も同じような問題が起こることでしょう。

それを防ぐにはどうすればよいか。

私は人の育成であると考えます。

グローバル競争においては生産効率の追求は避けられないだけに、技術や技能とった「スキル」に偏重しがちです。
そうではなく、品質や安全重視の考え、顧客に対する考えやサービスのあり方など、仕事をしてゆくうえで基本となる「考え方や価値観」を育てることが重要となります。

人を育てるとはスキル(技術・技能)はもとより、「考え方・価値観」を育てることとの思いをいっそう強くしました。

今一度、人材育成のあり方について考えていただければと思います。

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