●改善前
用途の異なるコピー用紙が積み上げられており、見た目は一応まとまっているものの、実際には非常に使いづらい状態でした。
特に下にある用紙を取り出す際には、
- 上に積まれた用紙を持ち上げる
- 一時的に別の場所へ移動させる
- 必要な用紙を取り出す
- 再び元に戻す
といった作業が毎回発生していました。
一見すると小さな手間ですが、この動作が日々繰り返されることで、作業効率は大きく低下してしまいます。
【問題点】
① 取り出すたびに余計な動作が発生する
② 用紙を動かす際に折れたり傷んだりする
③ 作業のたびに小さなストレスが積み重なる
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●改善後
そこで、シンプルな棚を取り付けることで、コピー用紙を「縦に収納」する仕組みに変更しました。
この改善により、必要な用紙を一つひとつ独立して取り出せるようになりました。
その結果、
- 上の用紙を持ち上げる必要がなくなった
- 取り出し動作が一瞬で完了するようになった
- 誰でも迷わず使える状態になった
【効果】
① 余計な力や動作が不要になり、ストレスが解消された
② 用紙を傷めることがなくなり、品質も維持できるようになった
③ 作業時間の短縮とミスの削減につながった
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改善キーワード
縦置き化 / ツール活用 / 取り出しやすさの向上
この改善から得られるポイント
- 「まとめる」だけでは整頓とは言えない
- 「取り出しやすさ」が重要
- 動作の回数を減らすことが改善につながる
見た目だけでなく、使いやすさを基準に考えることが5S活動の本質です。
まだまだ改善の余地はありますが、
最初から100点を目指す必要はありません
まずは60点でもよいので、できることから取り組むことが大切です。
改善事例は社内で共有し、組織全体の活性化につなげていきましょう。