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経営改革

部下に『主体性』を持たせるには|~部下を変える“魔法の言葉”~

■パンの製造販売会社、部門責任者からのご相談

数か月前、改善に取り組んでいるパンの製造販売会社(従業員約300名)に伺ったときのことです。ある部門長から、「うちの者は言ったことしかやらない」、「いくら言っても自分から動こうとしない」、「こんなことでは改善が進まない」といった、切実な話しを聴くことになりました。

 

改善活動の中で起こるさまざまな問題に対し、「こうすればいい」、「こういうやり方でやってくれ」など、問題への対応や解決策を一方的に指示している様子が伺えました。一方、部下の方から話しを聴くと、

「課長は知識や技術があり、経験も豊富です」

「指示されたことは正しく、自分たちが考える余地もありません」

「自分の考えを述べたところで、この方がいいと言われてしまいます」

このようなことから、

「いつの間にか、自分の意見を述べることが失せてしまった」

といったようなことでした。

 

■「当事者意識」を持たせる魔法の言葉

これでは部下やメンバーの主体的な行動は望めません。

なぜなら、「当事者意識」を待てないからです。

当事者意識とは、問題や課題に対して、「自分が解決する/自分が行動する」という意識のことです。上述のように指示が繰り返されていると、「誰かがやってくれるだろう」と、自分ごととして捉えなくなり、指示されたことだけをこなす状態に陥ります。

 

それでは、部下に主体性を持たせるためには、どうすればよいのか。ここに“魔法の言葉”があります。上司がすべて指示をするのではなく、

「あなたならどうする?」

と部下に問いかけるのです。時間に余裕がない中、問題解決に時間がかかり、また面倒なことかもしれません。しかし、この問いかけにより、「自分で考えてもいいのだ」、「自

分は大切なことを任されているのだ」といった思いが働き、当事者意識を持てるようになります。このようなことから、主体的な行動が生まれくるのです。

 

 

■「自主的改善」のすすめ

先に述べたパン製造職場のように、主体性のない人が多い組織では改善に取り組んでも成果につながりません。一方、主体性のある人が多い組織では、自ら考え行動する文化が育っているため、改善が継続し成果にもつながります。

「自主的改善」とは、経営者が示した中期ビジョンを実現するための全部門を対象とした改善活動を言います。

改善に取り組むことにより、ムダが減り、生産性が高まることで、大きな収益力にもつながります。また、不良やミスが減ることで、製品やサービスの品質が高まり、他社との大きな差別要因になるなど、目標達成による成果を確実に得ることができます。

そのうえ、「自主的改善」の最も大きな特徴は、改善活動を通して主体的人材を育てること、及び、互いに協力し変化や問題に対応できる一体感のある組織をつくっていくことにあります。

 

この改善に取り組んだ会社の経営者や部門責任者からは、

・自分たちでよく考えるようになった(以前からは考えられない)

・積極的になり、チャレンジングな姿勢も見られるようになった

・リーダーがまるで別人のように大きく成長した

・部門間での協力が当り前のようになった

・コミュニケーションが取れ、職場全体が明るく活気がでた

・以前とはまるで別会社のようだ

といった声をしばしば耳にします。

 

「うちにも当てはまるな」と思われたら、自主的改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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