清水 泰史

目標管理の結果報告

前回は進捗管理を行なう時期と体制について話しました。

発生した問題点や課題は翌月に持ち越さずに、月度内で処理することが望ましいと思われます。
報告事項の中には急を要するものや、判断を必要とするものが含まれます。
それらが毎月先送りされずに処理されることが、改善活動の基本になります。

今回は活動を行なった後の結果報告について話をします。

活動の結果とは、スタート時に立てた目標がどのような状況になっているかを判定することです。
その時の判定は達成基準によって行なわれます。

達成基準が定量的に表現できるほうが望ましいのは、判定がしやすいからです。
どうしても定量的に表現できない場合は、定性的な表現となりますが、極力具体的に基準を示すことが必要です。
達成度合いがあいまいであると、活動自体が不明瞭となり、次の対策も考えにくくなります。

このように考えると、最初に考える達成基準がいかに重要かが、理解できると思います。

次に、行なわれた活動結果を評価する場合を考えてみましょう。

まずは活動が示す結果だけを評価します。
次に結果に至るまでの過程を評価します。

結果と過程を別々に評価するのは、以下のような理由が存在します。

結果は重要ですが、偶然結果がでた場合や、本人が統制できない要因で結果がでなかった場合などがあり、結果がすべてとはいえません。
それゆえ、結果に達するまでの過程も評価に加える方が、公平だと思えます。

例えば先ほどの例で、偶然結果が達成できた場合などは、結果自体は評価の対象になりますが、過程は評価されません。
逆に本人が努力したにも関わらず、統制不可能な理由で結果が得られなかった場合は、過程を評価します。

過程を評価するとなると、その途中の進捗状況の把握が重要です。
最終的な結果だけを見るのではなく、途中の状況を十分観察し、評価しなければなりません。

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